「ダ・ヴィンチ」では、炭酸ガスでお腹を膨らませて広く明るい視野で手術を行うことから、開腹手術はもとより腹腔鏡手術と比較しても出血量が少ないことが特徴です。そのため、患者さんへの身体的負担も軽減することができます。

• コンソール（操作ボックス）に座ったまま手術が行えます。
• 自然な手の動きで器具を操作できます。 ※腹腔鏡手術では、手元の動きと鉗子の動きは逆方向でした。
• 手ぶれ補正機能も付いています。
• 手の動きを縮小して伝えるため精密な操作が可能です。
• 稼働域の広いロボットアームならではの動きで、骨盤 の中などの狭い空間でも繊細な作業が可能です。

腹腔鏡手術では、2次元のモニターを見ながら器具の操作を行い、カメラの操作は別の医師が行っていました。一方、「ダ・ヴィンチ」での術者の視界は3次元立体画像で、カメラも術者が自在に操作できます。患者さんの体内の見たい所を自由に見ることができるため、今まで以上に正確で確実な手術が期待できます。

手術支援ロボット手術 対象疾患 
泌尿器科 　■前立腺がん ■腎臓がん ■膀胱がん
外　　科 　■結腸がん
産婦人科 　■骨盤臓器脱 （仙骨膣固定術） ■子宮筋腫・子宮腺筋症 （ 膣式子宮全摘出術）