乳がんの罹患数(乳がんにかかる人)の数が増加し、女性がかかるがんのトップになっています。今では生涯で10人に1人が乳がんにかかる計算になり、年間9万人以上の方が新たに乳がんと診断されています。
乳がん患者は、30歳代後半から急激に増加し40代後半から50代、60代の罹患率が高くなります。
患者数の多い40歳代、50歳代は、職場などでの社会的な責任が増したり、子供の進学など家庭的にも重要な時期。こうした時期に発症しやすい乳がんへの対応は、社会的にも重要な課題となっています。
30歳になれば、自己検診を中心に必要に応じてや乳がん検診を、40歳以降は定期的(2年に1回)に乳がん検診を受けましょう。
乳がんの初期にはこれといった自覚症状が無いのが一般的です。発見のきっかけになるのは、乳房周辺の何らかの異常。しかし、しこりなどがあったとしても、必ずしもがんとは限らず良性疾患の場合が多いと言えます。
まずは自分でチェックする習慣を付け、いつもと違うと感じたら放置せずに受診しましょう。
乳がんの早期発見の有効な手段の一つに、自己検診法があります。
市立貝塚病院では、看護師を中心に自己検診法の普及のための『乳がんキャラバン隊』を結成。ご希望の場所に出向いて講座を行う取り組みを行っています。
条件 | 参加人数10人程度 (少人数グループでも、お問い合わせください) |
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範囲 | 貝塚市および近隣市町(車で片道60分以内の場所) |
日時 | 月曜日(祝・休日は除く) 午後1時~午後4時(基本コース:1時間) |
内容 | ビデオ・講義・実技演習・質疑応答 |
費用 | 無料 |
申込・問い合せ | 市立貝塚病院 地域医療連携室 電話:072-422-5865(内線:236) |