膵臓ドック(膵臓精密超音波検査+腫瘍マーカー)を始めました。
当院では、令和3年4月から膵臓ドックを始めました。
検査内容は、膵臓精密超音波検査と腫瘍マーカーで、金額は15,000円(消費税込み)となっています。
すい臓がんは、日本のがん死亡の原因の第 3 位で、その診療体制の改善は大きな課題です。
すい臓がんの治療成績が不良である主な原因の一つは、早期発見が難しいことです。日本で診断されるすい臓がんのうち、初期にあたるステージⅠ(日本膵臓学会の診断基準)は、全体の4%です。他施設の実績となりますが、大阪国際がんセンターでは 2000年前後より、膵臓に特化した腹部超音波検査(膵精密超音波検査)を使用した「膵検診」を実施しています。その結果では、ステージ 0 又はⅠの初期発見率が 72.7%と高率であり、全国平均の何と 18 倍になっています。さらに、血糖が高めの方や、膵臓にのう胞や膵管拡張がある方等は、すい臓がんになりやすい傾向があることも報告されています。
当院でも令和3年4月から、「膵臓ドック」として膵精密超音波検査を開始いたしました。
上記危険因子がある方々におかれましては、当院の「膵臓ドック」受診をぜひご検討く ださい。
リクライニングの椅子で、体位は半坐位(約 60°)により検査を行います。
所要時間は概ね40分(膵臓ドックにかかる時間は概ね1時間です)、温かいミルクティー又はお茶を飲み胃を充満させることで、より精度の高い検査が実施できます。
窓口 | 市立貝塚病院 健診センター予約窓口 TEL:072-422-5865(代表) FAX:072-438-5510 |
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受付時間 | 来院:8:30~17:00(月曜日~金曜日) 電話:8:30~17:00(月曜日~金曜日) ※祝日・年末年始の休診日を除く |